2023年の作品や出来事のまとめ

今年2023年、色々ありました。

このBlogは自分自身のための日記として書いているものなのですが、相当久々の投稿になります。色々振り返りたいと思います。一回で書ききれないこともあるかもしれないので、また思い出し次第加えていくつもりです。

まず、2月は20年以上過ごしてきた町、福岡から東京に引っ越しました。

そろそろ新しい空の下で生きるのもいいなと。やっぱり東京は日本という国のあらゆるものが集まる中心地という感じで、とても面白いです。まだまだ知らない所だらけでなかなか飽きない。自分はノスタルジックな曲をよく作るのですが、地元から離れてさらにまたインスピレーションがあるかもしれない。前向きに未来を切り開いていってる感覚があります。

さて、今年携わった作品たちや出来事を少しずつ書いていきたいと思います。

3月7日、ドイツのレーベルStereofoxより、日本のJazzy HiphopやLo-Fi Beatsの立役者の1人であるビートメーカー、re:plusさんとの共作アルバム『Afterimage』がリリースされました。

re:plusさんは自分が16才くらいの時に初めて聴き、音楽のスタイルをとても影響受けた方で、巡り巡ってご一緒できる日が来るなんて本当に人生何があるかわからないです。そして、このコラボのお話があったちょうどそのタイミングで、長く住んだ福岡の実家のマンションを引っ越しするタイミングと重なりました。空っぽになった部屋を見て、インスパイアされた曲、「never」が先行リリースでした。リリース当時は多くを語りませんでしたが、Hakumei - Remixは飛行機で福岡から東京へと向かう空をイメージしていました。

このアルバム「Afterimage」には、矢沢永吉さんのLIVEやSuperflly, ゆずなどの楽曲に参加しているSax奏者の加藤雄一郎さんやSANABAGUN.のメンバーでもあり、先日来日したK-POPグループnewjeansとコラボもしていたギタリストの磯貝一樹さんも参加しており、磯貝さんとは7月にビートメーカーのyuhei miuraさん群馬のフェスで一緒にLIVEもしました。それもとてもいい経験でした。楽しかった!

次に2月22日、福岡の音楽仲間、石橋謙悟くんと一緒に作ったトラックに、数多くのアーティストへの楽曲を手がけるFunk Uchinoさん&RIKEさんが素敵な歌詞とトップラインを載せていただいて、King&Prince「Night Drive Groovin’」がリリースされました。その後キンプリのみなさんはメンバーや会社体制などが変わりましたが、これからのそれぞれのご活躍が楽しみです。またご一緒できる機会があれば嬉しいです。ありがとうございました!

そして春、上京後、確か本当に新居での1日目のことだったんですが、YUKI、いきものがかり、ゆず、Official髭男dismなど数多くのJ -POPシーンの楽曲を手がけ、レコード大賞も受賞されているプロデューサー・作編曲家の蔦谷好位置さんからご連絡をいただき、Little Glee Monster「おかえりなさい」共編曲で参加させていただきました。この曲はNHK北海道「ほっとニュース北海道」オープニング曲となり、

おかえりなさい今日という日が あなたの新しい明日を照らす光でありますように

という歌詞から始まるこの曲をアレンジしていく過程で、まだ慣れていなかった新しい家が1日、そして数週間と時間を経て自分の家へと変わっていくのを感じて、この時期にこの曲に関われたことは運命的だなと思いました。

またその後、大塚愛さんの「FREEKY」という曲でも共同編曲でご一緒させていただきました。蔦谷さんからはお仕事のスタンスやスピード感など学ぶことがたくさんあり、どれだけ結果を出そうと年齢問わず謙虚で貪欲な姿勢にインスパイアされました。この二曲は上京後の最初の大きな思い出として、とても心に残っています。ありがとうございました!

6月と10月には、自由が丘のハイフンにて、人柄も演奏も大尊敬している東京の心強い先輩であるベーシスト、滝元堅志さんと、福岡のサックス奏者の安武玄晃さんと一緒に、ゲストにVo,和田昌哉さん(6月)Vo.多和田えみさん(10月)を迎えてLIVEをしました。上京後の初LIVEだったので、忘れられない日になりました。余談ですが堅志さんに連れて行ってもらったうどん屋の味も美味しすぎて忘れられない。

和田昌哉さんとは、今年Fixional Cities名義での曲が2つリリースされました。

「Purple Sunset」では、EXILEのLovers Againなど数多くのヒット曲のMIXを手がけた、D.O.I さんミックスを経験できました。和田昌哉さんは、CHEMISTRYのデビュー曲「PIECES OF A DREAM」のボーカルアレンジやGENERATIONS、THE RAMPAGEなど多くのアーティストへの楽曲提供、そしてBTSの日本語ボーカルディレクションなども手がけ自身もソロで活動をされており、ふと冷静に考えると、本当に恐れ多い存在なのですが、上京後もお家に何度か遊びに行かせてもらったり、ラフに音楽やこれからの展望について語りあうことができて、自分もいつかこうなりたいなと思っている大先輩です。いつもありがとうございます!

9月に始まった、福岡のバンドYOHLUのアジアリリースツアーは2023年のLIVEの中でも本当に濃ゆかった。海外遠征って本当に楽しいですね。自分は鍵盤で同行しました。

中国(杭州、上海、広州、深圳)韓国(ソウル)東京(表参道)福岡(大名)

何よりもまず、中国の街の発展を直接この目で見ることができて相当な刺激でした。当たり前ではありますが、海外に行くと日本以外にも色んな世界があることを実感したし、その中でまた有名無名のアーティスト達がたくさんいて、現地の人だったり色んな音楽家の方々の人生を感じました。

YOHLUは自分も制作を手伝うほか、BOKEHさんにはよく自分のソロ作品についての相談をしていたりしてて、本当に心強いです。来年も一緒に色々やりたいです。また宜しくです!

11月10日、登録者数880万人のYoutubeチャンネル、「THE FIRST TAKE」にて、沖縄のラッパーCHICO CARLITOさん&柊人さんの「Let go」鍵盤で参加させていただきました。

東京の空を見上げて意外と綺麗だなぁって10年前のあの頃の俺じゃマジで気づけなかった

から始まる歌詞、最近上京した自分にとってこれからの未来を考えさせられて、頑張ろう!となる曲でした。キーボーディストの石田マリさんにお誘いいただき、参加できて本当に光栄でした。ありがとうございました!

11月28日には安武玄晃さん「ALL YOUR HEART」がリリースされました。

『安武玄晃4作目となるフルアルバム「ALL YOUR HEART」リリース。今回はGospel Jazz屈指のグラミー賞受賞歴サックス奏者Kirk Whalumに、世界的ギタリストDoc Powellなど、4カ国総勢22名のアーティスト・ミュージシャンが参加。国内外で高い評価を得ているトラックメーカー&ピアニストOsamu Fukuzawaを共同プロデュースに迎え、これまでの集大成となるようなサウンドに、よりSmoothJazzとGospelの深いテイストが増し加えるられた聴き心地満載の11曲が収録された作品となっている。』Sales Cooperation:TOWER RECORDS, Rinsen Co., Ltd.

自分はアルバム全体の共同プロデュース、アレンジ、鍵盤、Mixingで参加させていただきました。

安武さんは僕の地元福岡の方で、前作「At The Cross」に引き続き、今回もまた色々ご一緒させてもらえて本当に嬉しいです。秘密基地に泊まり込みで制作した日々、最後のミックスダウンの作業の時間はとても濃ゆく、すでに懐かしい思い出です。

今回のアルバム、参加メンバーが本当に凄いです。

映画「ボディーガード」(1992)でヒットしたWhitney Houston「I Will Always Love You」に参加しているアメリカのグラミー賞受賞サックス奏者、Kirk Whalumさんをはじめ、Stevie Wonder, Aretha Franklinとの共演をしているギタリストDoc Powellさんや、Boney JamesのDrumのOmari Williams、Isley BrothersでもサポートBassを弾くDwayne Smitty Smithさん、そして日本からは久保田利伸さんやONE OK ROCKの鍵盤を弾いているGakushiさん、グラミー受賞ギタリストであるマサ小浜さん、 DREAMS COME TRUEなどでサポートドラムのT-SQUAREの坂東 慧さん、三浦大知さんやGENERATIONSのGt. 上條 頌さん、Ba. 滝元堅志さん、JUJUさんやAIさんのバックコーラスをしているOlivia Burrellさん、そしてVo. 和田昌哉さん、韓国よりTREASUREなどK-POP有名グループのサポートドラマーのSeongguil Yeomさん、マスタリングには現行のUSチャートの常に上位曲を手がけ、日本人だと藤井風さん新曲のマスタリングを手がけているDale Beckerさんが参加しています。

目黒ブルースアレイでの11月21日でのプレ発売コンサート、本当に感慨深かったです。またCDは発売より数日であっという間に全国各地の店舗で売り切れとなりました。本当にビックリで、作ってよかったなあと思う瞬間でした。

その後11月30日より、安武さんとオリビアさんで三人で回った北陸(金沢、福井、富山、新潟)ツアーも良き思い出です。地元の方々の暖かさに本当に癒されました。そして今回初めて自分の名前が新聞数社に載ったのも嬉しかったです。

ありがとうございました!

2023年、本当にたくさんの出来事がありました。

ここに書ききれていないこともたくさんあると思います。毎日の日々に集中して、こういうBlogを書くことを忘れてしまっていましたが、自分を振り返る良い時間になりました。常に初心を忘れず。

今年準備して、来年色々解禁する予定のものもあるので2024年も楽しみです。20代、最後の思い出たちとなりそうです。

ありがとうございました!また来年も宜しくお願いします。

岩田剛典さん1st Album 『The Chocolate Box』にて作編曲させていただきました。

10/12リリースの岩田剛典さん1st Album 『The Chocolate Box』より

M4 言えない

M7 Can't Get Enough

M9 The Way

M12 korekara

にて作編曲、作詞など携わらせていただきました。

収録曲は全12曲で、どれも本当に素敵な作品です。


↓Official Highlight Medley

M4言えない

老若男女、誰しもが必ず経験する“大切な人との別れ”

素敵なバラードの作品になりました。

音作りの面としては、普段俳優でご活躍されてる姿を音でも表現できないかと思い、ドラマの映像や情景、物語が見えるようなイメージでアレンジを進めました。

この曲では福岡の20歳のマルチプレーヤーAsahi OgawaくんにGtで参加してもらいました。今はもうなくなってしまった博多区のスタジオにて、まだ寒い時でした。あの日を思い出します。

ご本人の歌詞で命が吹き込まれ、僕にとってもまた特別な思い出の作品になりました。

石井杏奈さん、見津賢さん出演MVの世界観も素敵です。

M7 Can't Get Enough

今回のアルバムでも1st single『 korekara』に引き続き、大浦宗一郎 (Soichiro Oura) くん、石橋謙悟 (Kengo Ishibashi)くんの三人で参加させていただいてます。

この曲は謙悟くんが持ってきてくれたアイデアに大浦くんが主なトップライン、僕が鍵盤&シンセ系やBRIDGEセクションのリアレンジなどをしています。疾走感のある楽しい曲です。

M9 The Way

こちらは僕は一部のトップラインのみの参加で、あとは謙悟くんのTrack Prod、大浦くんの歌詞、そして岩田さんの歌で爽やかだけど 熱くて優しく素敵な曲です。

僕は鍵盤弾きで落ち着きのあるテイストが得意で、謙悟くんはギター弾きで今っぽく派手なテイストが得意、いいパートナーでいつもお世話になってます。ちなみにアルバム収録曲 M3 Keep It Up は彼ら二人が手がけた作品になっております。

僕ら三人は10代の頃に音楽(ゴスペル)を通して出会ったんですが、色んな時期を経て今もこうやって一緒にできている事が本当に奇跡だし、誇りです。
色んな出会いに恵まれてこのような機会をいただいております。いつもありがとうございます。


楽曲ごとにコンセプトを決めて岩田さんの想いを込めたアルバム、ぜひ12曲通して物語を楽しんでいただけたらと思います。


M4 言えない

<Words>

Takanori Iwata, Soichiro Oura, Osamu Fukuzawa

<Music>

Osamu Fukuzawa, Soichiro Oura

<Track Prod>

Osamu Fukuzawa



M7 Can't Get Enough

<Words>

Takanori Iwata, Soichiro Oura, Osamu Fukuzawa

<Music>

Kengo Ishibashi, Soichiro Oura, Osamu Fukuzawa

<Track Prod>

Kengo Ishibashi, Osamu Fukuzawa



M9 The Way

<Words>

Soichiro Oura

<Music>

Kengo Ishibashi, Soichiro Oura, Osamu Fukuzawa

<Track Prod>

Kengo Ishibashi



M12 korekara

<Words>

Soichiro Oura, Osamu Fukuzawa

<Music>

Osamu Fukuzawa, Soichiro Oura, Kengo Ishibashi

<Track Prod>

Osamu Fukuzawa

お久しぶりです。2021後期〜2022 中期までの振り返り

お久しぶりです。気づけば最後にブログを更新してから一年以上が経っていました。ブログ自体はお仕事でやっているものではないため、ほとんどは自分自身の記録用です。

2021年後期から関わった作品などについて紹介できればと思います。たまたま訪れてくれた方も、ぜひみてみてください!

Part of me / Fixional Cities (2022.9.29)

自分にとって大先輩である、和田昌哉さんと一緒に作らせていただいた作品です。

和田昌哉さんと初めてお会いしたのは、福岡のSAX奏者・安武玄晃さんの北九州でのLIVEの時でした。その時からずっと憧れの先輩で、その数年後にまさかご一緒させていただく日が来るとは、、という感じです。

曲の中身についてはなかなか言葉では表現できないので一度聴いてみてください。昌哉さんの英詞も照らし合わせながらぜひ。

そしてFixional Citiesの古澤辰勲さんもいつも東京ではお世話になっており、2022.6.20には渋谷で皆さんと一緒にLIVEもさせていただきました。

とても良い思い出です。

Overcome / OHRR, Osamu Fukuzawa (2022.2.16)

福岡のSSW・大浦宗一郎くんの”OHRR”改名後初となる曲です。

彼とは本当に長い付き合いです。音楽をお互いに始める前の学校で会って、ゴスペルを通して一緒にやるようになりました。

それから色々な出会いやご縁に助けられて機会をいただき彼とLDHのCrazyBoyさん『ステラ feat. JAY’ED』や岩田剛典さん『korekara』などの楽曲提供のお仕事を一緒にしました。

けど思い通りに行く事ばかりではないのが人生なので、まだまだ戦わないといけない時があったり。自分らこれからよな。という現在地の確認と未来への決意表明みたいな作品です。

僕にとって、作品作りはシンプルに日記のようなものです。この時の気持ちに勇気づけられます。

あれはポラリス / I’m (2022.2.16)

福岡のSSW・I’mさんの曲です。いつも一緒にやっているマルチプレーヤーの小川朝陽 (Asahi Ogawa)くんと三人で作った曲です。

最初に作り始めた時期は夏頃だったんですが、進めるうちにいつのまにか寒い季節になり、何だか寒い日の早朝のような情景の曲になりました。

音楽は生きているというか、作詞をするI’mさん自身にとっても日々の感情や環境の変化が反映されてるような感じがします。

自分にとっては何故だか小中学生の学校の通り道を思い出すような不思議な曲です。

A Rainy Night in NY / moeki (2022.2.18)

北海道のSSW・moekiさんの曲です。僕が信頼を置いている石橋謙悟くんのギターがスムースで最高です。

この曲は僕としては珍しくトップラインと詞まで携わらせていただいています。(英語なので色々添削してもらってます)

むこうのディレクションがとっても良くて、もともと素朴な英語の Lofi Popsだった歌がこんな素敵な世界観の曲になり、今聴いてもかなり良くて大変気に入っています。

曲も最高なんですが、MVのアニメーションがとても良いので、Youtubeでぜひ見てください。

Far away from the noize / re:plus, Yusuke Shima, Osamu Fukuzawa (2022.8.2)

大尊敬するトラックメーカー・re:plusさんにトランペット奏者の島裕介さんを迎えた作品です。僕もアレンジに参加させていただきました。

実は文章にするのがままならないくらい、曲づくりを初めた初期の16才頃に最も影響を受けたのが、re:plusさんでした。

現在、世界的にLo-fi Hip Hopというものが流行っているのですが、その以前の(2008年〜くらいかな?)にJazzy Hip Hopがとてもカッコいい時期があって、現在はその流れが再燃している感じだと思います。その頃に最も凄かったのがre:plusさんでした。

15,16才頃、色々あって高校を中退して働きもせずに家で音楽聴いたり、安い環境で曲作りをしてる時期があって、そんな時に出会った音楽でした。Hip Hopのグルーブに繊細な音が乗って、しかもインストでどこか品格があって。それで自分もこんな音楽が作りたい!と思ってあるアルバイトを始めて機材を買いました。引きこもりを脱却させてくれたと言っても過言ではありません(笑)

そんなストーリーがあったので、お誘いを受けた時は仰天です。続けていると、同じシンパシーがあれば引き合うタイミングがあるのかもしれません。大変光栄です。

Baby Blue / Lil summer (2022.9.2)

福岡のSSW・Lil Summerさんの曲です。こちらもマルチプレーヤーの小川朝陽 (Asahi Ogawa)くんと三人で作った曲です。

Lil Summerさんの曲は今までMIXで関わらせてもらってて、曲作りをしたのは今回が初めてでした。彼女はDJもやっており、その卓越した音楽知識やセンス、リラックスしている雰囲気にいつもインスピレーションをもらっています。

また著名なプロデューサーの松尾潔さんや、クレイジーケンバンドの横山剣さんにもラジオで取り上げていただき、至極光栄でした。

楽曲もそうなんですが、DIY感溢れるMVもぜひみてください。

こいに落ちてく - Osamu Fukuzawa Remix / Zenya (2022.9.21)

匿名プロジェクト、”Zenya” のRemixです。

結構派手なセクションがあったりノリでGtも弾いていて、自分としては珍しい要素が重なった作品です。

たまたま個人的に引っ越しの時期が重なった事もあり、前の家の最後の曲になったかもしれないです。だからなにか絶妙に哀愁やエンディング感がある感じがします。いやいや、これから始まるんですけどね。

ぜひお好きに楽しんでほしいです。

そのほか、10/1安武さんLIVEや10/8 YOHLU LIVEなどがありました。新しく導入したシンセサイザーのProphet-6とも徐々に仲良くなれてきたと思います。2022年後半は少しだけLIVEの機会にも恵まれています。次は10/22の福岡市役所前のイベント『Creators』にBOATとして出演します。

時間が経つのはあっという間です。

まあそんな忙しいわけでもないので、また今後の目標とか立てていきたいです。

こんな僕のBLOGを最後まで読んでくれた皆さんにも良き報告ができるように頑張ります。

ありがとうございます!

岩田剛典さん『korekara』作編曲&Track Prodさせていただきました。

korekara.jpg

三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEやEXILEのパフォーマー、そして俳優としてもご活躍されている岩田剛典さんのソロ 1st Single『korekara』の作曲や編曲、Track Prod等をさせていただきました。

歌詞やToplineは大浦宗一郎(Soichiro Oura)くん、そしてGtは石橋謙悟(Kengo Ishibashi)くんです。僕らは地元の福岡でゴスペルを通して出会った10代の頃からの音楽友達で、この三人で作品に携われた事が本当に嬉しいです。

曲調やアレンジは大人で少し落ち着いたテイストを含みつつ、どこか少年らしさも併せ持つようなご本人の空気感を表現するように意識しました。

そして本日8/20に『korekara』のデジタル先行配信とMVが公開されております。MVはご本人がアイデアやスタイリングなどもプロデュースされてて、構成もシンプルで洗練されており素敵です。また、このジャケットの油絵もご本人が描かれております!

改めてこの度、色んな出会いやタイミングに恵まれてこの作品に携われた事を本当に光栄に思います。時間が経って変わっていく景色に郷愁を感じながらも前向きに生きる2人のこれから、そしてご自身のこれからも照らし合わせていただけたらと思っております。

9/15(水)には三曲入りのパッケージがリリースされるようです。とても楽しみです!

<Credit>

Words: Soichiro Oura, Osamu Fukuzawa
Music: Osamu Fukuzawa, Soichiro Oura, Kengo Ishibashi
Track Produced by Osamu Fukuzawa
Chorus: Soichiro Oura
Recorded by Lucas Valentine, Ryosuke Kataoka at LDH Studio, prime sound studio form
Mixed by Ryosuke Kataoka at prime sound studio form

来海『溜』MIXさせていただきました。

福岡拠点のバンド’’SHAKY’’のボーカルである、来海さんのソロとしての1st SIngle『溜』のMIX等させていただきました。

穏やかだけど熱のある歌詞、ナチュラルなボーカル、そして佐藤五魚さんの落ち着きとユーモアのあるアレンジなど語れる点がたくさんあります。ぜひMVを通して聴いていただけたらと思います。

レコーディングは新しく福岡にオープンしたスタジオ’’ACLOPOLIS’’のヴィンテージマイクにて録らせていただき、空間をそのまま切り取ったような実在感のある音に感動しました。自分のMIXもほとんどその素材のままを活かす事を心がけました。

そして、今回アレンジを担当された佐藤五魚さんともお知り合いになれた事が嬉しかったです。五魚さんからは技法はもちろん、音楽との付き合い方や人生観など色々な面で学ばせていただいております。また、繋いでくれたコ太朗くんにも感謝してます。

またぜひ皆さんともご一緒できたら幸いです!

『ダイロクセンス』テーマ曲 - コ太朗 / Which?アレンジさせていただきました。

講談社『別冊少年マガジン』にて連載中の漫画 ‘‘ダイロクセンス’’ の単行本発売記念のテーマソング『コ太朗 / Which?』のアレンジやMix等で参加しました。

コ太郎くんは同じ福岡のコレクティブ・BOATのメンバーでもあり、本人から誘ってもらって自分も参加しました。原作の世界観をイメージしながら色々二人で話し合ったのちにまず本人がJazz風味の原案を作ってくれて、それに自分がelectroやNew Jazck Swing要素を足してこのような音源になりました。

原作もとても面白く、今回このような形で関わらせていただき光栄です。

そして、歌詞やコーラスは福岡拠点のバンドSHAKY のボーカルである来海さん、そしてIntroとOutroの印象的なピアノはSHAKYのkeyである古城風太くんです。風太くんはまだ17,18才でとても若く才能のある方で、去年末には彼のソロデジタルEPもリリースされました。一聴しただけで、「風太くんだ!」ってわかるピアノを弾く方で、性格や佇まい含めて皆に愛されてる方です。これからのご活動が楽しみです。

たまたま縁が重なり最近は福岡のこうした世代の方たちと一緒に音楽をやる機会が増えてて、とても刺激をもらっています。

微力ながら何か自分ができる事があれば、今後も色々手伝えたらと思っております!

I'm /Back Seat Memoryがリリースされました。

BackSeatMemory

福岡のSSWのI’mさんの新曲『Back Seat Memory』がリリースされました。前作の『サマータイムラブ』に続き、SHAKYの小川朝陽くんとの共同アレンジ&音源プロデュースとなりました。

このメンバーとは少し期間が空いて久しぶりの制作だったんですが、今回はとても良いスピード感で進めることができました。

また、早速MVも公開されてます。アニメーションは橋本新さんという方が手掛けており、I’mさん本人がinstagramでたまたま目にしてお誘いしたみたいです。とても素晴らしくて、自分たちが作った音楽がこんな風に増幅されるのかと正直ちょっと泣いちゃうくらい感動しました(笑)

また、歌詞の内容の表現やI’mさんの過去の作品からの引用があったり、そういうアーティストの物語も感じる映像です。

改めて今回は自分のペースや感覚を保ちながら、楽しみながらやれた制作でした。結構たくさんの方にも聴かれてるみたいで、本人や僕&朝陽くんもあまり口に出さないけどめっちゃ喜んでます。

音楽をやっててよかったなと思える作品の一つになりました。また次も何かしたいと思ってます。

YELIKK 1st EP「film」がリリースされました。

film_yelikk

福岡拠点のユニット’’YOHLU’’のボーカルであるケント君のソロプロジェクト’’YELIKK’’の5曲入り1st EPが2021年3月17日にデジタルリリースとなりました。一日の始まりから終わりまでに寄り添うEPとなっています。

YELIKK 1st EP『film』

1. floatin

2. film

3. unzari

4. 仮初

5. # 50

自分は主に全曲のVocal Rec, Mix, そして2.3.4.5.のアレンジをやってます。

「1. floain」 は同じBOATクルーのメンバーであるminato masashiくんがTrack Prodしています。全曲の作詞メロはYELIKK本人です。

3/3にはリード曲"film"が先行配信されております。彼は普段フォトグラファーを本業としており、このリード曲’’film’’は特に彼の写真の持つ世界観や景色が表現されていると思います。

Provided to YouTube by BIG UP!film · YELIKKfilm℗ BOAT/Namy&Released on: 2021-03-03Composer: YELIKK/Osamu FukuzawaLyricist: YELIKKAuto-generated by YouTube.

去年の半ばくらいにEPを出したいという話を聞いて、それからあーでもないこーでもない話し合いながら進めてきました。

「5. # 50」はギリギリ間に合った曲でした。

最初の計画段階からピアノだけの曲を作りたいねって話をしてたんですが、中々しっくりきたアイデアができずにリリース予定日が迫ってました。しかしある日、曲作りも兼ねて彼の家に遊びに行った時に、深く考えずにパッとその場であっさり完成しました。

何事もタイミングというか、その日その時にやっとその瞬間が訪れたようです。すごくシンプルで特別なことは何もしていない曲なんですが、自分たち的にまさしくこれだ!と思える曲になりました。

冒頭から流れている街の環境音は、収録のためにわざわざ博多や天神に出向いたんですが結局それはボツになり、自分が数年前に東京で録ったものを使いました。現在のような自粛の状況ではない街の音です。

#50という変わったタイトルにも意味があるそうですが、ここでは深く語らないでおきます。

YELIKKはひとまずここまでが第一章ということで、また次のステップに入るようです。また今後も自分ができる面で何かやっていけたらなと思っています。

<Credit>

YELIKK 1st EP『film』

1. floatin - Track Prod by minato masashi

2. film - Gt. Kengo Ishibashi, Ba. goe (MADE IN HEPBURN)

3. unzari - Gt. Kengo Ishibashi

4. 仮初 - Gt. Jeff the Beats, Ba. goe (MADE IN HEPBURN)

5. # 50

Mixing by Osamu Fukuzawa

Mastering by Wax Alchemy